Goldman Sachs Asset Management

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社

はじめての投資信託(投信)

投資信託(投信)の上手な選び方は?

Q1

投信信託(投信)は、たくさん種類があって迷ってしまいます。
まず、どういうことから考えて選んだらよいでしょうか?

A1

運用の目的と運用する期間をはっきりとさせ、どのくらいリスクを負担できるか検討してみてください。

イラスト 投資信託は、必ずしもお金が増えるというものではなく、減る可能性もあるという"リスク"を伴うものです。ですから、いちばん大事なことは、リスクが高いものに対して「投資は余裕資金で行う」ということです。

たとえば、安定性を第一に考えたい生活資金や準備資金のようなものを、高いリスクをとって高い収益を狙う投資につぎこむのは危険といえるでしょう。すぐに使う予定のあるお金はリスクが低めのもの、長期で運用できるものは少しリスクが高めのものへ投資するというのが一般的なスタイルです。投資に使うお金がどのくらいリスクをとれるのか、安定性と収益性のバランスを考えて選んでみてはいかがでしょうか。

Q2

納得のいく投信選びのコツを教えてください。

A2

ファンドの内容や負担する費用など、いくつかの確認しておきたい事柄を踏まえておくとよいでしょう。

ファンドの性格や特色、投資対象、運用方針

何に投資しているのか、国内か海外か、運用スタイル(アクティブ/パッシブなど)は何なのか、などを確認します。

リスクの度合いによる分類

高いリスクで高い収益を目指すのか、またはその逆なのか、などをチェックします。

最低申し込み単位、申し込み・解約の時期

いくらから購入できるのか、また、申し込み・解約はいつでもできるのか、などを確認します。

手数料、税金など投資家が負担する費用

販売手数料、信託報酬、税金などを理解しておきます。また、信託財産留保額の有無も確認しましょう。

信託期間

運用期間(償還)が決められているのか、無期限なのか、などを確認します。

為替の動向

海外に投資するときは、円高・円安が基準価額に影響を与えるのでチェックしておきます。また、為替ヘッジを行っているかどうかの確認もするとよいでしょう。

収益分配金や償還金の支払方法

投資家に直接支払われるものなのか、自動的に再投資にまわされるものなのか、などを把握しておきます。

過去の運用実績

騰落率や対ベンチマークの運用実績、ほかの類似ファンドとの比較などを参考にするとよいでしょう。

評価会社の格付け

モーニングスター社やスタンダード&プアーズ社など評価会社の格付けで、ファンドの評価を見てみましょう。

Q3

投信を買うときに注意しておかなければならないことはなんですか?

A3

投信の持つ基本的な性格や注意点をポイントとして挙げてみますので、参考になさってください。

イラスト

  • 投資信託には、元本、利息の保証はありません。 また、投資信託は、預金保険機構、保険契約者保護機構の対象ではありません。証券会社以外の金融機関でご購入いただく投資信託は投資者保護基金等の支払対象ではありません。
  • 購入や解約をするときに、販売手数料、信託報酬、信託財産留保額などの費用が発生する場合があります。

  • 購入した投資信託の資産価値が減少するなどのリスクに対する責任は、購入者(受益者)が負うことになります。 商品の内容をきちんと理解したうえで購入するようにしましょう。

ファンド一覧(基準価額・分配金一覧)

世界分散投資のすすめ

世界分散投資は、世界のさまざまな国の、さまざまな資産に分散して投資する方法です。

リスク分散で「安定性」の追求

1種類の銘柄だけでなく複数の銘柄に分散して投資し、さらに投資対象の国を広げ、世界の株式にも分散投資することによってリスクを減らすことを目指します。

好収益を目指す「収益性」の追求

長期間の投資をすることで、短期的な市場変動のリスクを抑え、市場に投資したり売却したりするタイミングを測りやすくし、好収益を得る機会を増やすことを目指します。

「安定性」と「収益性」のバランスの追求

株式よりも比較的安定性の高いとされる債券・短期金融商品にも分散して投資し、債券・短期金融商品の「安定性」と株式の「収益性」の2つのバランスをうまく保つことを目指します。

「安定性」と「収益性」のバランスを追求できる長期的な資産運用には、世界分散投資をおすすめします。

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